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2022.07.22

【金属アレルギー対応】銀歯から変更したい! 保険適用できるかぶせ物とは


この記事では、金属アレルギーの疑いもしくはアレルギーがあって、つけている銀歯を外してメタルフリー治療を検討している方に向けて、金属アレルギーの方にも対応するかぶせ物をお伝えします。また、健康保険が適用されるかぶせ物や詰め物もお伝えしていますので、ご参考にどうぞ

金属アレルギーに対応するかぶせ物・詰め物の材料

健康保険が適用される材料

歯科治療で健康保険が適用される歯科材料は大きく分けて以下2つです。

レジン

レジンはいわゆるプラスチック素材でできています。治療回数が比較的少なく、ある程度ご自身の歯の色に合わせた白いかぶせ物になるので審美性もよいです。

デメリットとしては、プラスチックが故に経年劣化があるということ。レジン治療は詰める大きさや歯の場所によって費用は変わります。ユキデンタルオフィスでは2,390〜3,090円程度が目安です。

ハイブリッドセラミック(CAD/CAM冠)

CAD/CAM冠は歯の色に合わせた白いかぶせ物で、プラスチックとセラミックが混ざった材料です。歯の模型をスキャンしてコンピュータ上で制御し、機械で削り出します。

CAD/CAM冠は基本的に一部の歯や条件などでしか保険適用されませんが、金属アレルギーがあると診断された方は一番奥の歯(第二大臼歯)まで保険適用されます。

費用面では、10,000円程度がおおよその目安です。(保険適用の場合)

自費治療となる材料(健康保険適用外)

歯科治療で自費治療となる歯科材料は大きく分けて以下2つです。

費用が掛かる分、保険治療のかぶせ物よりも、強度や審美性に優れており、耐久性も期待できるので選択肢の1つとして検討してみてもよいでしょう。

オールセラミック

陶器でできた材料で、見た目が大変よくほとんど変色しないことが特徴です。また、レジンと比べると汚れもつきにくく審美性も保ちやすいです。

天然歯と比べると硬度な材料のため、かみ合う歯を痛めたり割れやすかったりなどのデメリットも。

費用は1歯あたり約90,000円前後が多いですが、自費治療のため歯科医院によります。

ジルコニア

ジルコニアとは二酸化ジルコニウムのことで、人工ダイヤモンドとも呼ばれ、主に宝飾品に使われる材料でしたが、現在では歯科治療でも扱いがあります。

セラミックよりも強い材質で、食いしばりや歯ぎしりにも対応できる強度を持っています。

ユキデンタルオフィスの費用は77,000〜88,000円程度です。

まとめ

銀歯から金属アレルギーに対応するかぶせ物・詰め物をお考えの方に知っていただきたいことは、健康保険が適用される治療とされない歯科治療があるということです。

自費治療には耐久性や審美面など優れたメリットもありますが、費用面を考えると健康保険が適用されるかは重要な判断材料です。

ユキデンタルオフィスでも、保険適用・自費治療問わず金属アレルギーに対応するCAD/CAM冠やジルコニアなど幅広いかぶせ物に対応しています。

歯科医院を選ぶ際には、保険のかぶせ物からも柔軟に選べるかどうかを事前に確認しておくと後悔のない治療につながりますよ。

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