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2022.09.07

サクッと簡単に解説! セカンドオピニオンの意味と留意すべき点

歯医者から治療に対する説明を受けたけど「本当に私に合った治療なの?」「もっと適した治療はないのかな?」と悩まれる方は少なくありません。

今の治療方針に関してどうも納得がいかない……。そんなときは、「セカンドオピニオン」を検討してみる、というのも一つの手です。

セカンドオピニオンという言葉は聞いたことがあるけれども、どのようなシステムなのかイマイチわからないという方に、わかりやすく解説していきます。

簡単に言うと「第2の意見」という意味

セカンドオピニオンとは、疾患の診断・治療計画や進行に関して、現在診療を担当している担当医ではなく、別の医師に意見を求めることを指します。

転院や別の担当医に変更して治療を受けることをセカンドオピニオンと捉える方もいらっしゃるのですが、そうではなく、別の医師に意見を聞く行為がセカンドオピニオンです。

セカンドオピニオンを受けることで、担当医以外の別の意見をさまざまな角度から検討することができます。別の治療法を代案された場合は選択の幅が広がるので、より納得感ある治療を受けやすくなります。

もし、同様の診断や治療方針が説明されたとしても腑に落ちやすいでしょう。

セカンドオピニオンを受ける場合に留意すべきこと

これまでセカンドオピニオンのメリットをお伝えしましたが、留意すべきポイントもあります。他の歯医者を受診する前に、ぜひ一度チェックしてみて下さいね。

現在の担当医にあらかじめ自分の意思を伝えておく

基本的に、現在の担当医(ファーストオピニオン)から了承を得たうえで、セカンドオピニオンを受けることをおすすめします。要するに内緒で別の歯医者を受診しない方がよい、ということですね。

事前に相談できれば、紹介状やレントゲン写真など情報の共有ができる場合があり、そうすれば別の歯医者にいっても円滑に診察しやすくなりますし、同じ検査をせずに済みます。

ただ、今通っている歯医者に相談しにくいお気持ちがある方もいらっしゃるでしょう。そういったケースでは必ずしも無理に言う必要はありません。しかし、一部の診察代を自費で受けることもありますので、ご留意下さい。

次の歯医者に相談する内容を決めておく

自分が相談したい内容について紙などにメモをしておき、次の歯医者さんへ伝えられるようにしておきましょう。自分が、今どこに不満があって、どの部分に納得いっていないのか、具体的に意見することで、自分らしい納得できる治療につながりやすいです。

同じ診断・治療を提案されるケースがあることも理解しておく

他の歯医者で意見をもらっても、同じ治療方針になる場合もありえます。その場合は診察代が無駄だったと感じてしまうかもしれません。

しかし、セカンドオピニオンを受けたうえでも同じ治療を提示されたのであれば、信頼性が高まるという判断にも取れます。いずれにせよ、最終的な判断は自分自身で行う必要性があることは理解しておきましょう。

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