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2021.07.30

「歯ぎしり用マウスピースの値段|市販品と歯医者の違いも解説」


歯ぎしり症状のある方の多くは、就寝時など無意識下でおこなっています。家族などに指摘されても知らず知らずのうちに歯ぎしりをしてしまっているので、自分だけでは対処しようがありません。

そんなときに歯医者でご提案するのが「歯ぎしり用マウスピース」。マウスピースは歯ぎしりによる歯や顎の負担を減らしてくれて、過剰な咬合力から守ってくれるんですよ。

今回はマウスピースの気になる値段について、市販品と比較しながら違いを解説していきます。

歯ぎしり用マウスピースの値段

歯医者で作成した場合は約3,000~6,000円

歯ぎしりの症状でマウスピースを作成した場合は、基本的に健康保険が適用されます。例えば3割負担の方で計算すると約3,000円〜6,000円程度です。

この金額はあくまでマウスピース作成費用なので、上記の値段と合わせて初診料や再診料、検査料などが別途掛かってきます。

しかし、マウスピースを作成する理由によっては自費診療となる場合があります。要は治療であると認められないケースです。

例えばスポーツ用にマウスピースを作りたい方などが挙げられますが、マウスピースを自費で作成する場合は約10,000円~20,000円程度に設定している歯医者さんが多いです。

市販品のマウスピースの場合は約800円~3,000

市販品でマウスピースを購入した場合は1,000円以下で購入できるものから、数千円程度掛かってくるものまで、実に幅広い値段設定です。

歯医者で作成するよりもリーズナブルなマウスピースもあるようですが、概ね歯医者さんで作成したマウスピースと市販品のお値段は、さほど変わらない印象です。

市販品と歯医者で作成したマウスピースの違い

では、市販品と歯医者でマウスピースを作った場合の違いとは何が挙げられるでしょうか。メリットとデメリットを比較しながら見ていきましょう

市販品のメリット・デメリット

■メリット
通院などの必要がなく、思い立ったときにすぐに購入できる手軽な点が大きなメリットと言えます。

■デメリット
歯医者で作成するマウスピースと比べると、精度が劣ってしまい効果が出ずらいリスクがあります。

市販品は自分自身で歯型に沿うようにマウスピースをフィットさせる必要があります。

その作業が煩わしく感じたりうまくフィットさせたりすることができず、効果がほとんど感じられない方や痛みが出てしまう方もいらっしゃいます。

歯医者で作成した場合のメリット・デメリット

■メリット
歯型をもとにしてマウスピースを作成するので、その方の歯並び・症状などに適したオーダーメイドである点が最大のメリットです。

■デメリット
歯医者でマウスピースを作成するには最低でも2回程度の通院が必要です。時間が取れない方や「すぐにマウスピースが欲しい!」という方には作成期間が数週間掛かってしまう点はデメリットと言えます。

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