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2020.08.15

むし歯が発生するしくみとリスク

こんにちは。ユキデンタルオフィス・院長の小場です😀
今回は「そもそもどうやってむし歯になってしまうの?」といった原因論についてと、むし歯治療をおこなった「そのあとのリスク」に関してもお答えしていきます。

むし歯になるしくみとは

むし歯が発生してしまう第一の原因は「むし歯菌(ミュータンス菌)が出す酸」によるものです。
ミュータンス菌は、食物に含まれる糖質をエサにして酸という糞のようなもの(代謝物)を出して、その酸によって歯が溶かされて穴が開いてしまう状態を作り出します。

歯は酸性環境に対して非常に弱いので、むし歯菌によってお口のなかが酸性状態になり続けると、歯が溶けてくるというわけです。

そのほかにも、むし歯は「環境的素因」と「遺伝的素因」の2つが大きく影響していると考えられていますので、むし歯を予防していくためには、この2つが重要なキーワードとなってきます。

環境的要因……むし歯菌が滞在している時間や糖質の多い飲食物を召し上がる

遺伝的要因……生まれ持った歯の質やだ液量、歯並びなど

などが挙げられます。

歯周病菌とむし歯菌の違い

ちなみに、以前のブログ「歯周病が発生するしくみとリスク」でも歯周病のしくみについてお伝えしたのですが、歯周病菌とむし歯菌に関して大きく違うところが1つあります。
皆さん、分かりますか?

それは、むし歯菌は「細菌そのもの」が悪さを起こして歯が溶けてしまうのに対して、歯周病菌は、細菌から逃れるために歯が防御反応を起こした結果「自らが」顎の骨を溶かしてしまう、という点。

歯や顎の骨に対して悪さを働くという点においては一緒なのですが、根本的な作用はまったく違うのです。

少々、難しいクイズでしたね😅

むし歯を治したあとのリスクとは

むし歯の部分を削ったあとの歯はプラスチックや金属の詰め物、神経を取った歯に対してはかぶせ物を装着します。
しかし、治療すればずっとむし歯にならず安心だ、というわけではないのです。

「なぜ治療した歯がむし歯になってしまうのだ」といった声が聞こえてきそうですが、残念ながら、これは人工物の宿命です。

歯とかぶせ物の間には月日を追うごとに微細な「すき間」があらわれ、すき間から二次的なむし歯になることがあります。

また、詰め物の材質によっては天然歯よりもプラーク(汚れ)がつきやすく、神経を取った歯は痛みこそ感じないものの、栄養源の補給ができない状態にあるので非常にもろく、歯が割れるリスクが高まってしまうのです。

ユキデンタルオフィスでは、むし歯を治したあとのリスクについてもしっかりと説明し、患者さんに最適なかぶせ物や詰め物の提供に努めています。

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